フィードバックツールで答えを得る

フィードバックツールを介してユーザーの意見を収集することで、収益とCXの大幅な改善につなげることができます。いくつかの例を挙げてみましょう。

1. コンバージョンをアシストするコンテンツを特定する
2. バグが発生したときに特定のレスポンスを収集する
3. 問題のあるページを特定するために満足度について調査する
4. ユーザーが最も必要としている機能を知る
5. ナビゲーションの混乱を明らかにする

ユーザーからのフィードバックに基づいて行動することで、Webサイトの最適化をはるかに超えて、カスタマーとビジネスに即時的な価値をもたらす方法による最適化やコンテンツの作成が自信を持ってできるようになります。

また、トラフィックが少ない状態でコンバージョン率の最適化を試みる場合も、フィードバックは貴重なリソースとなります。

何を目標とするかに依存しますが、いくつかの質問例を挙げてみます。これらはフリーテキストの回答や複数選択式の質問で収集できるものです。また、ネットプロモータースコア（NPS、満足度やおすすめ度などをスコアで評価してもらうもの）と組み合わせることも可能です。

例1：全体的なカスタマーエクスペリエンスを計測し、「オープンドア」フィードバックポリシーを具体化しようとしている場合

1. 「お探しの情報は見つかりましたか？」
2. 「サイトの訪問目的を教えてください」
3. 「サインアップを妨げるものはありますか？」

例2：デザインとUXのフィードバックを収集する場合

1. 「このページのデザインと構成は魅力的ですか？」
2. 「不明点はありますか？」
3. 「このページをどのように感じましたか？」

例3：B2Bの潜在顧客を改善しようとしている場合

1. 「ご自身の調査プロセスの次の段階は何ですか？」
2. 「どのような問題を解決したいと考えていますか？」
3. 「他にもご質問があれば、こちらにお書きください」

例4：メッセージやコンテンツをテストする場合

1. 「このページはあなたにとって有益な情報となりましたか？」
2. 「（自社の製品やサービス）はあなたにとってどのような意味を持ちますか？」
3. 「私たちの会社があなたにとって魅力的な選択である理由をお聞かせください」

例5：市場調査を行う場合

1. 「他社で検討しているものはありますか？」
2. 「（自社の製品やサービス）で改善すべきところがあればお聞かせください」
3. 「他にもお探しのものはありますか？」

例6：製品のユーザビリティーに関する評価を収集する場合

1. 「この機能は期待通りに機能していますか？」
2. 「この仕事に多かれ少なかれ時間を費やしていますか？」
3. 「（自社の製品）により、仕事の効率化は達成できましたか？」

質問を作成する際は、慎重に言葉を選び、且つ簡潔な内容にするよう注意してください。ユーザーをアシストすることを目的とした思慮深い質問は、結果的にユーザーからの思慮深い回答を引き出してくれるでしょう！

適切なコンテンツを正確なタイミングで提供できていますか？広告やメール、その他のアウトリーチにより、適切なオーディエンスをサイトに誘導できていますか？見込み客の質問に先んじることで、営業チームをより迅速にアプローチさせることができていますか？

顧客志向の企業は、Web分析やユーザー行動データを超えたユーザーエクスペリエンスに関する信頼できるパルスを必要としています。ユーザーのフィードバックにより、ユーザーは自分の体験について簡単に入力できるようになります。
実際にユーザーが入力することで、Webサイトのデザインやコンテンツを最適化する際の信頼性が高まり、より効率的で影響力のある改善が可能となります。

ユーザーからのフィードバックは、アプリ内チャットからサードパーティーのレビュー、対面でのコミュニケーションまで、さまざまな環境で発生する可能性があります。フィードバックは事後対応、または事前対応が可能です。おそらく、製品やマーケティング、UX、CRO、アナリスト、リーダーシップ、eコマース、ブランド、SEOといった明確な目的と利点を持つチームからもたらされることが多いはずです。

Mouseflowのフィードバックツールは、5種類の便利な質問オプションを用意しています。

1. 複数選択（1つ選択）
2. 複数回答（該当するものをすべて選択）
3. フリーテキスト（小）
4. フリーテキスト（大）
5. ネットプロモータースコア（数字またはスマイル）

ユーザーからのフィードバックは、一般的に次のような方法で収集されます。

1. 調査メール（サポートコールなどの特定のイベント後にトリガーされることが多いです）
2. カスタマーサービスチーム
3. ユーザーからのクレーム
4. ソーシャルメディア
5. サードパーティーのレビューサイト
6. インタビュー
7. Webサイトのフィードバックツール

Mouseflowのフィードバックツールの設定は、非常に簡単です。
1.フィードバックキャンペーンに名前を付ける
2.質問形式を選択する
3.外観やトリガー、通知設定を選択する
4.キャンペーンを有効化する

フィードバックキャンペーンの送信は、ユーザーのセッションリプレイと同様にMouseflowアプリ内で整理されます。

Mouseflowのフィードバックツールで利用できるポップアップのトリガーイベントは、次のとおりです。

1. 終了合図（マウスがページ外に移ったタイミング）
2. ページの読み込み
3. 時間遅延
4. スクロールの深さ
5. 非アクティブ状態
6. クリックレイジ（何度もカチカチと連続でクリックされたとき）
7. クリックエラー

また、Webサイトにコードを挿入することで、手動でトリガーを設定することもできます。

トリガーを設定したら、フィードバックキャンペーンをユーザーごとに1回表示するのか、セッションごとに1回表示するのかを選択しましょう。
フィードバックキャンペーンを表示するページを指定した後、言語やデバイスタイプ（モバイル・タブレット・デスクトップ）、または訪問者タイプ（新規・再訪問）によってトリガーを特定のオーディエンスにセグメント化することもできます。

トリガーとするタイミングや方法は、フィードバックキャンペーンの背後にある目的によって異なります。ユーザビリティーの質問であれば、ユーザーがページを使用して体験するのに十分な時間を設ける必要がありますし、カスタマージャーニーの質問は、ユーザーがページから離れるタイミングやクリックエラーが発生したときにトリガーされる場合が多いです。

おそらく、みなさんはGoogle AnalyticsやAdobe Analyticsといった一般的な分析ツールを使って、日々膨大なトラフィックデータを収集していると思います。
Mouseflowは、これらのツールをユーザーの行動データで補完し、ユーザーとサイト内の移動について、より豊かで状況に応じた理解を提供します。

フィードバックツールは、分析データに定性的、感情的、現実的な深さを追加し、より人間味のある計測とアウトリーチを提供してくれます。また、最適化のインスピレーションを得るための、新しいチャネルも提供してくれるでしょう。このチャネルは、Mouseflowのその他機能や他の分析ツールに戻って精査し、優先順位を付けることで最適化に役立つはずです。

Mouseflowは以下のようなさまざまな既存の技術スタックと連携可能で、簡単にセットアップすることができます。

1. MagentoやShopifyなどのeコマースプラットフォーム
2. WordPressやWix、DrupalなどのCMS
3. HubSpotやOptimizely、Unbounceを含むMarteck…など

他の類似製品はユーザーフィードバックのサポートを終了してしまいましたが、Mouseflowはオンラインビジネスの成長に不可欠なコンバージョンとチェックアウトの最適化を提供するため、今後も引き続き限界を押し広げていきます。

Mouseflowの最新の評価は以下の通りです。

G2（2021年春）：Best Results,Best Usability,Highest User Adoption, Category Leader, Momentum Leader, Most Implementable, and Best Relationship
Web分析ソフトウェア2021におけるCapterra Shortlist
Web分析ソフトウェアにおけるCategory Leader

その他 GetApp や、 G2、 Capterra から実際のユーザーレビューを確認することができます。また、こちらの 他社製品との比較 からHotjarやCrazyEgg、FullStory、Contentsquare、VWO、lucky Orangeなどとの比較も見ることが可能です。